MASAHIRORIN’s diary

夜麻傘(MASAHIRORIN)の跡地

 漫画を買ったんです。


ティンクルセイバーNOVA(1)



続いて
ティンクルセイバーNOVA(2)



著:藤枝雅

・内容
 近未来風の世界観で、[自由自在]を象徴する超巨大学園都市を舞台にした物語。
 言葉の通り、生徒達の自由を尊重し彼等彼女等の夢を実現する為ならあらゆる支援を惜しまず、無意味な規律で縛り付けない[自由]ある教育を実現する学園都市。


 話の進みはマッタリ感があって、というか主人公や登場人物達がマッタリなので自然とお話もマッタリになるという…。
 そして部活の名の通り、征服する立場にある征服部は、とりあえず近場の物からと言うことで学園の色々な施設を征服しようとし、それに対する[正義の味方部]である為、自然とバトルシーンも生まれます。現にバトル繰り広げてます。
 主人公は大食い可憐な超人美少女。
 始まりは食事を楽しんでいた所を[征服部]が乱入し、お店を征服しようとしたので主人公はそれを阻止しようとするが、[正義の味方部]顧問がその場に居た事もあって一旦離脱。[正義の味方]コスチュームのアクティブドレス(AD)を身に着けて舞い戻り[征服部]を退ける。


 個人的にイイ感じです。
 主人公のマッタリペースで展開するストーリーと、そのマッタリ感を伴ってかなりハイレベル(と思われる)な格闘シーンないし戦闘シーンは、読み手である自分にとって性に合っていると思われます。
 加えて、著者が[藤枝雅]氏
 この方の描くコスチュームとか、濃すぎず柔らかい雰囲気の絵に加えて時々出現するデフォルメキャラのコミカルな絵等…。
 絵的に考えて高い支持を持つ人は結構いるんではないでしょうか?
 ちなみに自分はかなり好きですよ。


 ただ唯一の難点は、氏の描くアクションシーンは、キャラの動きがかなりわかりづらい、というか、明確な動きは描かずに効果線と効果音で想像するしか無い点かと。


 [ちょっと読み直して訂正]
 多分、戦闘シーンでの背景が少なく、キャラがどの点からどの点を動いているか解りづらい、というか解らない点と、代わりにキャラの心情を表す効果が背景に来ている点ですね。
 つまり、キャラを見よ、と氏の意図か、背景を描く手間を省いたか、単に意識が向かなかったかetcetc。
 そこは想像力逞しく読むと補間出来るかもなので、自分は気にせず読み進めましたけどね。自分が好きなのは、あくまで氏の描くキャラとその雰囲気とストーリーなので。



 と言うことで、氏の本をもう一冊買ってきました。

 以降[巫女魔女]
 古い建築マニアなことだま魔女と、古い神社で長い間一人だった巫女が出会ってラヴなお話。


 [百合姫]なる雑誌で連載していたらしく、内容も百合。
 ただし、イヤらしい目で見るような物ではなくて、純粋な恋愛物語として見た方が良い感じ。純情なキャラと言う事で読み進めていくと、あからさまな台詞というものはあまり感じませんでしたので、百合の好き嫌いは置いといて、素敵で少し障害もあるけど優しい出会いのお話、という位置づけで呼んで見ては如何かと。


 で…。


 限定版です。
 通常版と微かに表紙が違います。こっちの表紙は百合を重点的に置いてある為、↑で言った事がかなり説得力が無くなりますね。内容は同じですけど…。
 まだ手に入るらしいので手に入れてきます。今度の全員集合アキバの時に手に入ったら店頭で。ダメだったらネット注文で。



 ティンクルセイバーNOVAにも限定版があったのですが、巫女魔女ともにドラマCDが特典でついているらしいです。
 残念ながら、NOVA(1)の限定版はもう手に入らない事この上無いのですが、それ以外は手に入るらしいのでゲッツしてきます。
 今度の全員集合略。ダメだったら略。
 ちなみに、ティクルセイバーNOVAの最新刊な(3)が7月25日に発売予定です。限定版もあるので既にとらのあな通販予約でゲット済みな自分DEATH。


 氏に関しては、WikiPediaや[藤枝雅 情報室]なるサイトがあるので詳しくはそちらでどうぞ。