MASAHIRORIN’s diary

夜麻傘(MASAHIRORIN)の跡地

移ろい回り時には壊れ

 私を含めた大きな輪に、一つの変化が訪れました。



 小さかった一つの輪が次第に大きくなったり、他の輪が自分達の輪の間に潜り通ったり、逆に少し小さくなったり、形を変えてしまったり・・・。




 時間が進む中で、人は沢山の邂逅と別離と変化を繰り返します。



 輪に訪れた変化は、輪の中核であった人の間に小さな亀裂か、はたまた歪みか突然変異か。いずれにしても、その人の気持ちに大きな動きがあった事は言うまでもありません。



 その事について、ここで詳細は書きません。
 なぜなら、本人達が解決すべき問題である事と、私が本人達の本心を読み取れない程度に不器用である事と、知識も経験も気持ちも、彼ら程に及ばないからです。
 「書かない」というより、「書けない」が正しいかもしれません。
 自分が書けるのは、自分で考えた事と思ったこと。同時に、彼等・彼女等への戯言ぐらいです。



 なので、私は聞く事にしました。
 もし、自分の意見と気持ちと戯言を本人に伝えるならば、価値観の違いや言葉遣い、言葉の一つ一つの意味を正確に伝える事を気をつけなければいけません。
 ただ、結果的に作り上げただけの言葉になるなら、本人達が望む望まざるを関係無く伝えてはいけないと自分は考えます。何故なら、上辺だけの言葉には自分の気持ちが無いと同時に、本人達を自分の言葉で操り人形にしてしまうから。
 私の友は人形なんかじゃありません。だから、ちゃんと私にとっても納得できる言葉を考えていましたが、私の価値観ではやめた方がいい言葉だけが出てきました。
 どうあっても、彼等にとって鋭利な刃にしかならない様です。
 なので、私は聞く事だけにしました。


 幸いな事に、彼等の周囲には軟膏になる人が大勢います。気持ちのこもった言葉を彼等にかけてくれるのだから、今は成り行きを見るだけにします。



 見るだけにして結局のところ、少しずつ収束していっているこの件には、私が口を出さないで良かったという事と、何にせよ結果が待ち受けているという事実だけが私の目の前にあるだけですが、そのことを私はしっかり見て受け止める事にします。




 久しぶりにクサい事言った気がするけどw、要は、別離では無く変化であって欲しいと、Meは願うのですよ。Meの願いである以上、Meは結果的にそう望むのであって、そこに彼等が本心を見出せないなら逆に叶わない方が良いともMeは思うがね。



 君達に幸いを。
 落ち着いたら、また皆で飲み行こうさ。
 その時に聞かせて頂戴。