MASAHIRORIN’s diary

夜麻傘(MASAHIRORIN)の跡地

果たしてどうなることやら

3月11日にでっかい地震がきましたね。


震源地は阿鼻叫喚の地獄絵図、周辺地域も混乱の最中、
都心では高層ビルが前に横にとゆらゆら揺れ、そんな中でMeも揺られ。
それでも業務は続行していたわけですが、流石に各自早めに引き上げるようにと指示。


がしかし、交通機関は完全に麻痺。
電車は最初からあきらめ、タクシー乗るにも銭が無く、そもそも道路は超渋滞。
な・の・で。






その日は歩いて帰りました。




帰り道解んのかと思われるかもですが、ウチの職場では天災に備え、
業務用に緊急連絡網と安否確認、緊急時の帰宅ルートMAPが用意されてます。
なので、慣れない道に苦心しながら迷いかけつつも地道に歩いたわけです。
MAPには26.5kmの道のり。高校の頃のマラソン距離を軽く凌駕してらぁ。


しかしまー金曜で週末でしたし、後は公開されてる避難所へ泊まるかの
二択だったので帰宅を選んだわけですが、結果的に6時間もかかってしまったのです。
そして6時間かかった原因は決して距離にあるのではなく、単に歩行者の混雑。



流石に最初から最後まで同じ顔は居なかったですが、皆どうにかして帰ろうと
躍起になってるみたいで、通りすがった駅にはほとんどの人々が目を向け、
電車が動いているのを確かめつつ歩行。
とある集団から「電車動いてるやん!どーなってんの!?」と声が上がれば
よくよく見ると電気がついてるだけで無人の電車。
あーたありゃー十中八九回送やんと傍目で見つつ、集団組んでた他者から
遅ればせながら回送回送と突込みが入る。


通り道、ふっとい道路に従いつつ歩く歩行者の波から外れれば、
一見スカスカのわき道。しかし真っ暗で治安が不安。
都内の一部であるため怖くて入れないわき道。ショートカットできそうと思いつつも断念。


一見キリスト的装飾が施されたビル。
周囲の他ビルは何とも無いのに、その装飾のビルの周囲だけ
立入り禁止のバリケード。よくよく見たらガラスが散見。見事に全窓割れてました。
建築物は頑丈に。それが地震大国日本の常。



帰宅ルートとしては↓な感じ


赤羽橋>青山通り>渋谷>神泉>[微妙に長い道のり]>多摩川>府中街道>久地>登戸スキップして向ヶ丘遊園



後は小田急線路沿いに西へ向かうとゴールイン。
ずっと歩きっぱで流石に両足死にそうですたが、読売ランド前付近でアキレスが
切れそうな感覚を味わいやむなく休憩。
18時から5時間ぶっ続けで歩いてたわけで、夕食時も過ぎた空腹に負け、
ちょうどコンビニ差し掛かったところだったので、あったかいコロッケ2個。120円。




一際運動後のコロッケはサイコーです。



そこまでで大体25km程度。
1時間で5km歩いた計算なわけですが、両足が疲弊しきってたんで、
ゆっくり歩きで2km弱済ませました。それで1時間程度使い切って大体6時間。
もー絶対やらねー・・・w。
踏破には以前から興味あったけど、やるならもっと余裕あるときにやりてーもんです。
せめて仕事上がりじゃないときに・・・!