MASAHIRORIN’s diary

夜麻傘(MASAHIRORIN)の跡地

 PCを操作するのに入力装置は大変重要な物。



 DOS等のCUI時代なら兎も角、GUIが席巻している昨今ではポインタが
最も重要だと考えてもいいかもしれません。
 但しWindowsとMacぐらいですがねw。Linuxはコマンド入力で
操作した方が楽しいですん。





 そんな中、キャナインの影響をモロに受けて使っていたトラックボール




 Kensignton製の良いお値段するヤツですん。
今のPCを使い始めてからすぐに購入したので、大体去年の1月頃から使い始めて
早1年と3ヶ月・・・。



 実は購入当初から凄く変でした。


 何が変かっていうとスクロールリング。
 ボールの周りを回転するリングがあって、これを回すとブラウザ上等でスクロール
してくれるんですが、ウチのトラボはサッパリ機能してくれない・・・。
 右回転は正常にスクロールしてくれるんですが、左回転が致命的なぐらいに不良動作
してくれまして、1スクロール単位分を上下往復するんですね・・・。
 つまり、ひたすら左回転してブラウザを上にスクロールしたくても、上に動いた瞬間
下にすぐ戻ってくれちゃう素敵仕様でした。


 幸いペンタブのInutosには、指が触れるだけでスクロールしてくれる
タッチパネルがあるのでそれを併用してましたが、正直負けてる気分は拭えない><。





 そんなわけで、痺れ切らして分解しました。
 どういう構造が調べて直してやらんとね!






 まずは組立てを固定しているネジ探し。



 ボールを外すと早速見えるこの2本。
 ネジ抜いてみたけど、基盤が見える様な外れ方がしないですね・・・。
ボールを載せてる台座部分(クレーター部分)だけが外せるようになったみたい
ですが、その周りのカバーとボタンに引っかかって外れないですん。



 そして外したネジはビス。
 しかもビスが捻じ込まれてる穴が・・・、良くみたらゴム製なんですよ・・・w。
一度外すと再起不能になりかねない硬質な物とは違って、何回かは外せる様
配慮しているとは思うんですが、その分固定する対象がガッチリ固定しきれないという
難点も。


 次なるネジを探して・・・。
 トラボの裏を見てみましたが見つからない・・・。



 あ、ここか。



 と思ってカッターナイフでシールを



 ベロ〜ンとやってみたけど何もなかった・・・。
 うーん・・・と考えつつ・・・。



 ちぇきっ。
 本体ズレ防止用のゴムシート下にありましたん。合計4隅。
ここでネジ穴の構造にちょっと感動。
 本体の設計上、上2つのネジは深い穴の中に入ってますが、その中で
ネジの頭に辿り着く前に穴の径が一回り細くなって、ドライバを差し込んだ
時にプラスの先端がネジに当てやすくなってますん。
 そんな細かい気遣いに感動。


 そんなわけでご開帳。




 よ〜く見えるゼ。
 本題のスクロールリングはなんとも単純構造でした。



 回転するスクロールリングの下に、長方形の穴が開いた円形の金属板が
連結してました。
 こいつがリングと一緒に回転して、



 この二つのセンサによって、穴が開いてるか閉じてるかを判別してますん。
開⇒閉という変化が、スクロールという動作を実行するスイッチになってる
わけですね。
 で、今回の左回転の原因は・・・。



 とりあえず怪しいのは、向き合ってる二つのセンサが微妙に傾いてる所と、
円形の金属がちゃんとした真円になってなくて、手作業で少しずつ曲げて
円形にした後みたいなデコボコができてましたw。
 そこは金属加工を経験していれば嫌でも解る。


 金属板はそもそもが外せないので放置して、とりあえずセンサの傾きだけ
直して、ちゃんと二つのセンサが向き合う様にしました。





 ・・・・・・。





 スクロールその物が反応しなくなりました。





 おっかしいなーと思いつつ、少しずつ傾けながらスクロールしてたら、
辛うじて動く様になったのでそのまま組立てて元に戻しました。
 どうやら、傾きを直した事によって、センサ間の距離が変化したから
動かなくなったみたいです。動く様になった時には、センサの傾きが
しっかり元に戻ってました・・・。



 まぁ、これ以上は半田ごてで基盤から修正する事になるので、やむなく
修理に出すことにしました。







 今日、行ってきました。
 購入店の秋葉原ソフマップカスタマーサポート∀。



 もう少しでサポート窓口閉められるところでしたが、閉める19時5分前に
辛うじて到着。
 仕事上がりにアキバはきついですね・・・w。


 メーカー保障で5年間は融通効くので、特にトラブルも無く手続き完了して、
サポート窓口を後にしました。









 さってー、ここからが本題。



 トラボが手元に無い!





 という事はPC操作がしんどい!!










 今日、4月10日という日はこんな物が出る日でした。



【Kensignton SlimBlade Trackball】



 情報源はキャナインの日記から。
 Kensigntonの新型トラックボール発売。

















 ∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀∀




 買ってきました。HAHA。
 お値段、四捨五入切り上げで15k。購入店は同じくソフマップで。



 いやー、情報収集時点ではオンラインショップの予約分完売だったんですけど、
店頭に行ってみたら普通に1個置いてましたw。
 実は仕事の昼休み中、渋谷のYAMADAとビッグカメラにも情報収集しに
訪れたのですけども、YAMADAは所詮一般人向けの家電量販店なので
ありませんでしたが、ビッグカメラに普通に1個置いてあったのを確認しました。
 今回購入した物と同じ表示・・・・・・では無いですね。
 確かパッケージ底面に、七陽商事が輸入代理している旨のシールが貼って
ありましたが、今回Meがソフマップで買った物に、そのシールは貼ってません
でした。それ以外にももう一枚シールが貼ってありますが、そこは英語表記を
日本語訳しただけのシールだったので除外。




 そんなわけで早速開封。



 んー、流石新品。
 ピッタリ収まってて開けにくい・・・。



 お姿を拝見。
 何だか以前のトラボよりボールがコンパクト。



 すげぇ!
 情報では知ってたけど確認してみるとすげぇ!
 台座に穴空いてるw。



 細かい事をつらつら書くと更に長くなるので割愛。
 大きいところで以前のトラボと違うところは、スクロールリングを撤廃した事と、
ボタンがトラボの外面と統合されて1面にされている事。後はボールの径が小さく
なった事と、台座に穴を開けてトラックボールの傾斜角を低くできている事。
 この4点が大きな変化ですん。


 で、スクロールリングが無いならどうやってスクロールするの?って話。




 ボールを横に回転するとスクロールします。
 うん、つまりボールの回転方向で、カーソル移動とスクローリングを兼用出来る
わけで、操作するにはそれなりに熟練しないと扱い切れないって事ですまる。
 まぁそんな事は、まともにスクロール出来なかった今までと比べたらどうでも
いいわけで、やっぱりスクロールできる便利さに涙できるぐらい感激しましたよw。
 ボールが小さくなった事と傾斜角が低い事があいまって、ボールの向こう側の
2ボタンも押しやすくなりました。
 中々使い勝手がいいですん∀。


 でも、以前のトラボ用ドライバみたいに、ボタン固有の機能を割り当てる事が
出来なくて、デフォルトでは奥の左側がメディアプレイヤー機能で、右側のボタンが
画像編集・閲覧時の表示操作機能になってます。
 切替スイッチとして扱うので、押すと入、また押すと切、という操作です。



 そんなこんなで、使い始めは中々良好。
 トラボ自体には慣れてるので、1ヶ月もあれば扱える様にはなりそうですん。




 余談で、最初は使いかたがよくわかんなかったので、オンラインチュートリアル
あった動画で勉強してみようかと思い、



【チュートリアル】



 英語わからんがなwwwww。


 日本語の対応を期待します><。