MASAHIRORIN’s diary

夜麻傘(MASAHIRORIN)の跡地

 自分が上京して一人暮らしを始めてから、2年が経ちました。
 目に慣れなかった白い壁紙は少しずつ色褪せてボロくなり、冷たい感触のフローリングは
カーペットで被い、机やら収納やら寝具やらも揃って、安定した生活空間になってます。




 がしかしそこはそれ。やはり不便な部分は多い。




 元々の立地条件が坂の上という事もあり、築10年経てば自然と歪んで来るもので、
微妙ながら実はウチのアパート傾いてます。
 肝心の住まいの中は、そこかしこから隙間風が入ってきたり、窓枠と窓の寸法が合ってなかったり、
一部床は軋みが酷かったりします。



 がしかしそこは仕方が無いのでいいとして、一番の問題は・・・。










 風呂の排水溝。











 頼めば排水溝の詰まりを解決してくれる業者さんがいて、敷金礼金払ってるので無料で
やってくれますが、ぶっちゃけ1ヶ月保たずに再び詰まります。試しに自力で掃除したら
2,3ヶ月は保つので、今後は自力でやる事にしてますが・・・、頻度が高すぎる><。
 念入りにすれば4ヶ月保つ事が、つい先月に解りました。それでも、年3回も悪臭に
耐えつつ掃除するのは、流石のMeもかなり嫌ですw。念入り=5時間かかりますからね。


 それでも掃除しなきゃまともに使えないんですけどね。
 一回分のシャワーでも、丸一日放置しなければ全部排水されないんですから。


 詰まりだけじゃなく、シャワー中に排水溝から風吹いてくるので、悪臭が漂って不快です。
折角清潔なお肌にピッチピチ水玉弾かせて気分上々なのに、排水溝のお陰で気分台無し。




 そんなわけで、前回掃除から5ヶ月経った(臨界点突破中)ので、今日掃除しました。
 先週は例大祭で忙しかったですからね〜。今週はずっと汚水の溜まりに耐えてましたが、
ようやく開放されそうです・・・。




 以下、続きますが、汚物に不快感を持つ人はなるべく読まない方がいいですw。
 流石に掃除中の生写真はありませんが、Me自身




 吐き気



 に襲われる程、今回のお掃除は強烈でした。ゲージが底辺突き破るぐらいテンション下がるぐらいw。
なので、お食事中の人に読ませる内容では無いですん。



 以下、続く。







 以前の掃除レポート見た人は知ってると思いますが、ウチの風呂場はユニットバスですん。




 右に便器、真ん中に洗面台、左に浴槽。


 そんでもって、浴槽の排水は管を通って、洗面台の真下にある排水溝に流れますん。
 断面図に描くとこんな感じ。



 洗面台と浴槽の排水溝は、最終的に同じところですん。そこが詰まると、流れない排水は
ユニットバスの床一面に溢れるので、長いこと放置しとくと悪臭漂う始末・・・。
 排水溝周りの壁面に石鹸カスも溜まるので、掃除する範囲が広がって骨が折れますん。
ヌメヌメするし・・・。


 ブツクサ言っても仕方ないので、いつも通り掃除する事にしました。
 鉄串で排水溝のゴミを掻き出して、袋に詰めてポイしますん。



 なんでまた鉄串なのかというと、排水溝の入り口には良く見かける円形金属蓋がしてあるのです・・・。
その金属蓋の中央にねじがあって、どうも排水溝の何がしかに蓋が固定されてるっぽくて、蓋が外れなひ。
そのねじも、固定先に溶接してあるかの如く硬くて外せないので、ねじが金属蓋とともに回転するだけですん。
 なので、金属蓋の隙間に鉄串突っ込んでガリガリしてます。




 がががが、今回はいつもと違いました。



 その蓋、ねじで何がしかに固定してある割には、何故か浮かすことが可能だったんです。
 な・の・で。


 「このねじ、蓋固定してないんじゃね?」



 とか思って、試しにおもいっきし真上に引っ張ってみました。




スボッ




 ・・・・・・抜けましたw。


 Meの2年の苦労はorz。
 と思いつつ、「蓋にしては何か重いな・・・」と良く見てみたら蓋に鐘みたいな形の・・・
何か重いものがついてました。



 「何だこれ」と思って裏側覗き込んでみtうぉぉぉおおおおおおおぅええうええええぇえええ




 強烈な悪臭とともに、醜悪な何かがそこにありました。





 もう、何ていうかw、郷に住んでた頃は地区毎のドブ掃除が行事であって、
ドブの蓋を開けた瞬間の黒いヘドロと、破壊力抜群で人類滅亡できるクラスの香りを全身に
浴びせられたものですが、それと同類が鐘の裏側に生息してました><。


 手の感触はヘドロそのもの。(ちゃんとゴム手袋してましたよ?)




 どう見ても十数年クラスの汚れですん。
 鐘自体、本来は金属の様ですけど、金属なんて解らないぐらいに全体がドス黒くてザラついた
汚れがごびりついていたので、この状態になるまで一体どれぐらいの歳月が必要なのか・・・。


 結局、排水溝の構造はこんなんなってたみたいです。





 ・・・そらー詰まるのも当たり前だわ・・・w。
 鉄串一本じゃ2割ぐらいしか排除できないよ><。




 とにかく、ドス黒い中に微妙な茶色が見えるヘドロっぽい何かを掻き出しました。
そんでもって、蓋が外れたことによって容易になった、排水溝そのものにも手をつけます。



 文字通り手をつけました。(ゴム手袋でね)




 諸悪の根源を見つけたことに寄り、今回は物の2時間でカタが付きました。最終的に
握り拳大ぐらいの塊になったよ・・・。



 そんなわけで、1時間程排水してみましたが、今までの詰まり具合が嘘の様に快調ですん。
 本気でリバースしかけるヤバさでしたがw、その分は今後の快適な入浴タイムで帳消し
という事で・・・。





 しっかし、もう見たくないわ・・・w。